上場企業・上場会社情報
ソフトバンク株式会社の事業概要
株式会社
ソフトバンク株式会社はソフトバンクグループの持株会社です。ソフトバンクグループとしては主に国内移動通信事業、国内固定通信事業、インターネット事業などを手掛けています。
ソフトバンクの事業

ソフトバンクグループ全体として、連結子会社は150社以上、持分法適用会社も80社以上有しています。グループ全体で約23,000人の従業員を抱えており、日本でも有数の巨大グループのひとつです。
国内移動通信業者として

ソフトバンク株式会社は携帯事業部門ではNTTドコモ、au(KDDI)に続く国内第3位のシェアを誇っています。大手携帯事業社3社の中でもソフトバンクグループは常に新しい物を取り入れ、リーズナブルな料金プランを設定し、消費者を惹き付けるテレビコマーシャルを採用して顧客数の拡大を図っています。ソフトバンクユーザー同士で無料通話ができる、ソフトバンクオリジナルの料金システムである「ホワイトプラン」の他、学生割引の料金プランなど、幅広い層をターゲットとした契約プランを揃えているのも特徴です。近年ではアップル社の「iPhone」の販売に成功したことで一躍注目が集まっています。
インターネット事業者として
ヤフー株式会社はソフトバンク株式会社の持分法適用会社です。ポータルサイト「Yahoo!Japan」を運営している他、求人Webサイト、無料動画サイト「Gyao」、「アフィリエイトマーケティングサービス」といった幅広い事業を行なっています。ソフトバンクグループのひとつである株式会社IDCフロンティアは、新規サーバーの開設、ネットワークのスペック強化サービスなどを事業にしています。ソフトバンクグループ全体でインターネットにかかわるすべての事業を手掛けているのが特徴です。
球団の親会社として
ソフトバンク株式会社は、プロ野球球団「福岡ソフトバンクホークス」の運営も行なっています。2004年に当時経営不振に陥っていた株式会社ダイエーから200億円で買収しました。同球団の監督を務めた経験を持つ王貞治さんをゼネラルマネジャーに登用するなど球団の改革を図り、ファンの拡大に成功しました。
孫正義社長のカリスマ性
ソフトバンク株式会社社長である孫正義さんは、1981年に現在のソフトバンク株式会社の前身となる株式会社日本ソフトバンクを設立しました。この頃から孫さんはパソコン関連商品の流通事業を始めました。1994年にアメリカに進出し、1996年にアメリカのYahoo!と共に日本法人ヤフー株式会社を設立しました。1998年には東京証券取引所市場第1部(現在のプライム市場)に上場し、その事業展開と規模を伸ばしていきました。孫さんの実力と言動に裏付けられたカリスマ性には、常に注目が集まっています。