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P&Gの事業概要

洗濯用洗剤やベビー用品などの日用品は生活に欠かせない物です。こういった生活必需品を製造販売するアメリカの最大手企業「プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニー(P&G)」について紹介します。

P&Gとは

「プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)」はアメリカのオハイオ州に本社を構え、世界中でオムツなどのベビー用品や洗濯用洗剤、化粧品や食品などを製造・販売する世界最大の日用消費財メーカーです。

沿革

沿革

プロクター・アンド・ギャンブルはロウソク製造業者のウィリアム・プロクターさんと石けん製造業者のジェームス・ギャンブルさんが共同で出資し設立した会社で、創業は1837年です。

南北戦争中に新工場を設立して、未来を見据えたビジネスを展開したことで成功し、消費者のニーズにあった石けんや家庭用合成洗剤などの革新的な製品を世に送り出しました。

また、サンプルを使った宣伝やラジオドラマの提供など、画期的なマーケティング手法を取り入れたことも、大企業へと成長した理由のひとつです。さらに、歯磨剤や、「パンパース」などの紙製品事業が消費者に受け入れられたことで、次々に事業を拡大していきました。

海外市場へも視野を広げ、1980年までに世界23ヵ国でのビジネスを展開するようになりました。1980年代からは現在のP&Gの主要事業であるヘルスケア事業や化粧品事業にも進出した他、様々な企業を次々と買収して事業を拡大し「ウィスパー」「アリエール」「マックスファクター」「パンテーン」など、多くのヒット商品を送り出し、現在は世界180ヵ国で製品販売やサービスを提供する世界最大級の日用消費財メーカーとなっています。

P&Gの強みは、マーケティングや研究開発が重ねられた製品開発だけでなく、激しい社内競争のもとで社員能力を高めていることです。

日本におけるP&G

日本におけるP&G

1973年にアメリカの「P&G」が「日本サンホーム」を買収し、伊藤忠商事も加わって3社合同の「プロクター・アンド・ギャンブル・サンホーム株式会社」を設立しました。その後アメリカの「P&G」が日本の「P&G」を100%子会社化しました。

日本では、紙おむつ「パンパース」やポテトチップス「プリングルス」、台所用洗剤「ジョイ」など多くのヒット商品を販売しています。とりわけ台所用洗剤分野においては現在も業界トップシェアを誇っています。また、エアケア「ファブリーズ」が香りを重視した柔軟剤のブームの牽引役となるなど、消費者のニーズにあった革新的製品の生産を続けています。

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