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上場企業・上場会社

上場企業・上場会社情報

マルハニチロの事業概要

株式会社マルハニチロホールディングスは日本最大の水産会社として、水産・食品事業を中心に「食」を提供しています。食品関連グループのマルハニチロ水産、マルハニチロ食品、マルハニチロ畜産、マルハニチロ物流を統括する持株会社でした。現在では吸収・合併などで統合されマルハニチロ株式会社となっています。

沿革

沿革

株式会社マルハニチロホールディングスは、2007年に株式会社マルハグループ本社と株式会社ニチロの経営統合により誕生しました。

マルハ株式会社(旧称:大洋漁業株式会社)は水産加工食品を製造、販売していた会社です。1943年に設立され、捕鯨やトロール漁業など、世界中の海で遠洋漁業を行なっていました。漁業以外でも、食品加工、冷蔵、運送、貿易商社など、様々な事業を展開していました。かつてはプロ野球球団である横浜ベイスターズ(旧大洋ホエールズ)のオーナーであったことでもよく知られています。

ニチロ株式会社は食品加工、水産品貿易、冷凍食品の販売などを行なっていました。設立は1914年であり、東京都千代田区に本社がありました。1949年には東京証券取引所に上場しており、1978年にはチリ共和国にニチロチリを設立しました。

この2つの会社が統合して2007年にマルハニチロホールディングスが誕生しました。2008年には4つの主要事業会社を中心とするグループ新体制を開始し、2011年に本社を豊洲に移転、2014年にはマルハニチロ水産がマルハニチロホールディングス・マルハニチロ食品・マルハニチロ畜産などを吸収合併し、マルハニチロ株式会社に社名変更しています。

3つの主要事業

3つの主要事業

マルハニチログループの事業は大きく3つに分かれています。

水産事業

漁業・養殖・買い付け・加工・販売までを行ないます。北米の水産資源(スケトウダラ、サケ・マスなど)の調達・加工を担当する「北米ユニット」をはじめ、クロマグロやカンパチといった付加価値の高い魚の養殖と漁業を担当する「漁業・養殖ユニット」など、事業領域ごとにユニットを配しています。鮮度とおいしさを保つために様々な加工技術を用いることで、グローバルなマーケットに対応し様々な水産品を供給しています。

食品事業

冷凍食品や缶詰、レトルト食品など様々な商品を開発、提供しています。「あけぼの」、「アクリ」、「マルハ」などのブランドを展開し、他ブランドとの差別化を図っています。また、ペットフードや特定保健用食品や、食肉加工品の生産・販売など畜産事業も行なっています。

保管物流事業

全国に冷蔵倉庫ネットワークを構築し、水産・食品といった主要事業を支えています。なお、冷蔵倉庫の保管・収容能力は58万t以上と大規模で、ここでマルハニチロの商品管理を行なっています。

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