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アサヒグループホールディングス
株式会社の事業概要
株式会社
アサヒグループホールディングス株式会社は、1949年に設立された日本を代表するビール会社です。業界内では常に国内トップクラスのシェアを誇っています。
沿革

1889年に現在のアサヒビール株式会社の前身となる「大阪麦酒会社」が設立され、1892年には「アサヒビール」の販売が開始されました。1949年にはのちにアサヒビール株式会社となる「朝日麦酒株式会社」が設立され、1987年には、アサヒビールの看板商品である「アサヒスーパードライ」の販売がスタートします。その後、ビールなどの酒類以外のソフトドリンクをはじめとした飲料事業のシェアも拡大し、2007年にはカゴメ株式会社、2012年にはカルピス株式会社の筆頭株主にもなりました。
事業内容

アサヒグループホールディングス株式会社は、主に酒類事業、飲料事業、食品事業、国際事業など、飲食にかかわる幅広い事業を行なっています。
酒類事業
アサヒは主にビールの製造、生産を行なっており、なかでも同社を代表する「アサヒスーパードライ」は最も人気のある商品です。スーパードライの他に「アサヒ黒生」など13種類以上のビールを国内向けに販売しています。
近年は、発泡酒の販売にも力を入れており「アサヒスタイルフリー」をはじめとする4種類以上の発泡酒を取り扱っています。
また、新ジャンルビールとして「クリアアサヒ」も販売しています。クリアアサヒは、2008年の発売以来順調に売上を伸ばし、新ジャンルビールの中ではトップレベルのシェアを誇り、アサヒビールのメイン商品のひとつとなっています。
海外のビール会社と提携し、現地や日本国内で「レーベンブロイ」「バスペールエール」などの生産を行なっています。
ビールや発泡酒の販売以外にも「Slat」や「梅酒ソーダ割り」などのチューハイやカクテル「かのか」「大五郎」などの焼酎、ワイン「ブラックニッカ」などのウィスキー、ウォッカやリキュールの販売も行なっています。
また、居酒屋やバー向けの酒類販売事業も行なっています。氷点下の温度まで冷やされたビールが飲めるビアサーバー「アサヒスーパードライエクストラゴールド」は、夏場などに多くの消費者から人気を得ています。
飲料事業
アルコール飲料以外にも、「十六茶」や「三ツ矢サイダー」「WANDA」「バヤリース」といったソフトドリンクの販売も行なっています。また、カルピス株式会社の筆頭株主であることから「カルピス」や「ほっとレモン」などの商品も取り扱っています。
食品事業
タブレット菓子の「ミンティア」や美容食品の「パーフェクトアスタコラーゲン」健康サプリメントの「ディアナチュラ」といった商品や、離乳食、粉ミルクといった乳幼児向けの食品も販売しています。