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証券市場について

資金をたくさん集めることで多額の資金を作り出す「証券市場」。この証券を流通させるのに欠かせないのが「市場」であり、これを「証券市場」と呼びます。証券市場も、「発行市場」と「流通市場」の2つに分類することができます。

資金を借りたい人と貸したい人を結ぶ発行市場

資金を借りたい人と貸したい人を結ぶ発行市場

お金を扱う企業・政府などのことを「経済主体」呼びます。この経済主体が資金の調達や運用を行なう際に、株券や社債、公債といった証券を発行して、資金を貸し、配当や利子を儲けたい投資家(貸し手)がこの証券を購入することで証券市場は成り立っています。このように新たに発行される株式の募集や既発行株式の公開売り出しなどを発行する市場のことを「発行市場」といい、別名「資金調達市場」とも呼ばれています。

また、発行市場には、発行者が投資家に対して株券などの有価証券を直接発行してやり取りをする「直接発行」と、金融機関や証券会社などに仲介してもらうことで、スムーズに投資家を集めようとする「間接発行」という2つの発行方法があります。

上場で多くの投資家に証券を買ってもらえる流通市場

上場で多くの投資家に証券を買ってもらえる流通市場

「流通市場」とは、すでに発行されている有価証券が投資家から投資家へと売買される市場のことをいい、こうした取引の場を提供しているのが、「証券取引所」と「店頭市場」です。特に、証券取引所で売買される証券は「上場証券」と呼ばれています。日本国内の証券取引所は、東京大阪、名古屋、札幌、福岡の5ヵ所にあり、投資家は会員となっている証券会社を通じて、証券の売買を行なうことができます。

「店頭市場」は証券取引所以外の取引が行なわれる市場で、当事者同士で取引を行なう相対取引が行なわれており、これを「店頭取引」と呼びます。かつては上場の基準を満たさない企業のための補完市場という意味合いがありましたが、新興企業が増えてきたことから、2001年に店頭市場は「ジャスダック市場」と名称を変更し、店頭市場取引銘柄は上場銘柄となりました。

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