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入金手数料を節約する方法
証券会社に口座を持たない人でも、銀行のATM手数料や振込み手数料などの「手数料」というのは、意外と馬鹿にならないものです。ここでは証券口座の入金手数料を節約するコツを紹介します。
インターネット銀行は手数料がかなりお得

証券会社の口座を開設し、株への投資などを行なう場合には、あらかじめ証券口座に入金をしておく必要があります。株を購入する金額だけでなく、取引手数料も差し引かれることを念頭に入れておかなくてはなりません。そう考えると、自分の銀行から証券口座に送金する手数料はできるだけ安く抑えたいものです。そこで、活用したいのが「ネット銀行」です。インターネット銀行は都市銀行などに比べて手数料が安いのが一般的です。例えば、ソニー銀行では、ATMで引き出し手数料が何度引き出しても無料となっています。そこで、ATMで引き出し、さらに証券会社の店舗窓口(ネット証券を除く)に持参すれば、入金手数料はかかりません。また、それが面倒という人でも、ネット銀行の場合は振り込み手数料も一般の銀行に比べて格安なので、インターネット経由で証券口座に振り込むのも悪くありません。
ネットを利用すれば無料&即時の入金が可能に

証券会社と連携しているインターネット銀行を利用することで、さらに便利になります。例えば、SBI証券と連携している住信SBIネット銀行を利用すれば、入金手数料は無料となります。このように証券会社と提携しているネット銀行の口座を持っておくことで、無駄な出費を抑えることができます。
さらに、SBI証券などの大手ネット証券会社では「即時入金」と呼ばれるインターネット経由の入金方法を推奨しています。即時入金は「クイック入金」や「リアルタイム入金」とも呼ばれ、手数料が無料かつ即時的に入金ができるので、取引がスムーズになるという利点があります。例えばSBI証券では、住信SBIネット銀行の他、楽天銀行やじぶん銀行、ジャパンネット銀行といった様々なネット銀行とも即時入金サービスを提携しています。また、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行などの一般的な銀行の口座を持っている人でも、インターネットバンキング・サービスを利用している人なら、「即時入金」のサービスを利用できます。即時入金の場合、平日なら24時間、いつでもリアルタイムに入金できるという特長もあり、現在では最もポピュラーな入金方法となっています。振込みというと、ATMなどから行なうものと思っている人も多いですが、塵も積もれば山となるように、手数料はできるだけ無料にすることを心がけると良いでしょう。