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投資用語の基礎知識
投資や金融の分野では、専門用語が多数あり証券会社のホームページなどを見ても分かりにくいものも多数あります。ここでは、よく使われる用語について解説します。
投資全般に関する用語

- アセットアロケーション
- Asset(資産) Allocation(配分)を意味する言葉で、資産の集中を防ぎ、株式や債券、不動産などに分けて分配することです。リスク軽減を目的とした投資の仕方です。
- インデックス運用
- インデックスとは主に株価指数のことで、日経平均やTOPIXなどの株式市場インデックスと連動して同じような収益を目標とする運用の仕方です。
- エクイティ・ファイナンス
- エクイティとは株主資本の増加をもたらす資金調達の意味で、通常は新株発行に伴う資金調達のことを意味しています。
- オプション取引
- 株式や債券、為替などの金融商品を、一定の期間内で事前に決められた価格で売買する権利を取引することです。
- 金融派生商品
- 通常、デリバティブと呼ばれる金融商品のことです。株式や債券、外国為替などから派生する、先物取引、オプション取引、スワップ取引などのことを意味しています。
- タックスヘイブン
- 税金がない、または、税率が非常に低い国・地域のことを指し、外国の企業に対しても税制で優遇措置を取っている国・地域のことを指します。
- ヘッジファンド
- 信用取引などのリスクの高い投資を行なう際に、様々なデリバティブ取引を駆使してリスクを軽減する投資機関のことです。
- ポートフォリオ
- 投資家が、資産を複数の金融商品に分散させて投資することです。
取引や売買を行なう人が覚えておきたい用語

- 売り気配・買い気配
- 売り気配は、売りの注文が多いものの買い注文が少なくバランスが合わず、取引が成立せずに値がつかない状態を言います。買い気配はこの逆のことです。
- 貸株
- 信用取引において、証券会社が顧客に対して貸す株式のことです。
- 差金決済
- 信用取引などで、現物の受け渡しをせずに差額のみで決済することです。
- ストップ高・ストップ安
- 1日の値動きいっぱいまで株が買われることで株価が上昇している状態のことです。また、1日の値動きいっぱいまで売られる場合はストップ安と呼びます。
- 手控え
- 投資家が売買を行なわず相場の様子を見守ることを言います。
- ドテン
- 信用取引において売り残高と買い残高が逆転現象を起こした状態のことを言います。
- 反落・反発
- 反落は上昇を続けていた相場が値下がりに転じることを指します。反発は下落を続けていた相場が上昇に転じたことを指します。
- ペイオフ
- 預金保険制度において、金融機関が破綻したときに1,000万円以上の元利金が保証されない制度のことを指します。
- マル優
- 身体障害者や遺族年金を受ける被保険者の妻などを対象に、一定額までの預金の利息を非課税とする優遇制度です。国債などに適用される特別マル優もあります。
- 寄り付き
- 証券取引所でその日最初の売買のことを意味します。
- 5%ルール
- 上場企業の発行済みの株式を大量に買うことによって、株式のシェアが5%を超えた場合、財務局に届け出ることを義務付けている制度です。